自民党の石破茂元幹事長は9日、国会内で講演し、中国軍ハッカーが防衛省のシステムに侵入したとの米報道に関し、「サイバー攻撃に対する脆弱(ぜいじゃく)性の克服には膨大な金、人員が必要だ」と述べ、政府に速やかな対応を求めた。
 石破氏は、対処力向上のためにハッカーを自衛官として雇用する必要性を指摘。国家公務員の報酬体系見直しなど、人材確保に向けた課題解決を訴えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)