東北から山陰地方の日本海側や近畿では10日も晴れて気温が上がり、35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、午後3時5分に石川県小松市で40.0度を観測した。5日に福島県伊達市で40.0度になっており、40度台は今年2回目。台風6号や太平洋高気圧の影響で、南風が山を越えた際に高温となるフェーン現象が起きたという。
 新潟県三条市は39.6度、同県糸魚川市と青森県弘前市は39.3度を観測。北海道函館市は35.4度となり、小松市や糸魚川市、弘前市とともに地点ごとの最高記録を更新した。フェーン現象は2日連続で、9日は新潟県三条市で39.8度を観測していた。
 11日の熱中症警戒アラートは秋田から鹿児島まで多くの府県に発表された。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)