東・西日本は12日、晴れて気温が35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、岐阜県郡上市で39.1度、京都市で38.9度、名古屋市や岡山県真庭市などで38.2度を観測した。13日も厳しい暑さが続く見通しで、秋田から鹿児島まで多くの府県に熱中症警戒アラートが発表された。
 一方、東北では12日、低気圧が三陸沖から日本海側へ進んだほか、上空の寒気の影響で雨が降り、岩手県では午前中を中心に大雨となった。
 午前7時50分には、同県内陸部で発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生したとの情報が発表された。大槌町では同7時10分ごろまでの1時間雨量が69.5ミリとなり、この地点の最多記録を更新した。
 同庁は土砂災害や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)