岩手県沿岸部では13日夜、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で猛烈な雨が降った。気象庁は14日明け方にかけ、土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水に厳重に警戒するよう呼び掛けた。同県は12日午前も低気圧などの影響で大雨になる所があった。
 岩泉町や田野畑村、宮古市では13日夜、1時間雨量が100~120ミリとの記録的短時間大雨情報が相次いで発表され、土砂災害警戒情報が出された。
 岩泉町(小本)では午後8時すぎまでの1時間雨量が124.5ミリとなり、この地点の最多記録を更新した。 

(ニュース提供元:時事通信社)