北海道と東北、北陸では２３日、よく晴れたほか、南から暖かい空気が流れ込んで大幅に気温が上がり、３５度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、新潟県長岡市で３９．０度を観測した。
　北海道や東北では観測史上最高気温を更新する所も相次ぎ、山形県酒田市（浜中）で３８．９度、秋田県大館市で３８．８度、秋田市（秋田地方気象台）で３８．５度、札幌市（札幌管区気象台）で３６．３度となった。同市のこれまでの最高記録は１９９４年の３６．２度で、２９年ぶりに更新した。
　２４日も厳しい暑さが続くとみられ、熱中症警戒アラートが東北全県と北海道の大半、新潟、石川、千葉、京都、広島、宮崎各府県、沖縄本島に出された。　
〔写真説明〕観測史上最高気温の３６．３度を記録した札幌市内を歩く人たち＝２３日午後、札幌市中央区

（ニュース提供元：時事通信社）