【ワシントン時事】ウクライナ軍は22日、ロシアが2014年に一方的に「併合」したウクライナ南部クリミア半島の軍港都市セバストポリにあるロシア海軍黒海艦隊の司令部に対し、「攻撃を成功させた」と発表した。ロシア軍幹部を含む数十人が死傷したと主張している。ロシア国防省も「ウクライナの攻撃の結果、黒海艦隊司令部の歴史的な建造物が損傷した」と認めた。
 損傷の程度は不明だが、司令部への攻撃成功はウクライナにとって大きな戦果となる可能性がある。SNSで出回った現地映像には、司令部から黒い煙が立ち上る様子が収められている。 
〔写真説明〕22日、ウクライナ南部クリミア半島の軍港都市セバストポリにあるロシア海軍黒海艦隊司令部から煙が上がる様子を撮影した衛星写真(プラネット・ラボ提供)(ロイター時事)

(ニュース提供元:時事通信社)