ウクライナ北東部ハリコフ州クピャンスク近郊の村で5日午後(日本時間同夜)、カフェや商店が入った建物がロシア軍の攻撃を受け、6歳の男児1人を含む少なくとも51人が死亡した。6人が負傷し、3人の行方が分かっていない。ロイター通信などが伝えた。
 地元当局者によると、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、ハリコフ州で最悪の規模の被害となった。ウクライナのクリメンコ内相は、カフェには当時、戦死した兵士を追悼する行事のため約60人が集まっていたと説明。ロシアのミサイル「イスカンデル」が使われたもようだとの見方を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)