文化庁は21日までに、生成AI(人工知能)による無断学習が認められないケースなどを例示した「AIと著作権に関する考え方」の素案を文化審議会の法制度小委員会に示した。さらに議論を重ね、パブリックコメント(意見公募)を経て年度内に取りまとめる予定。
 著作権法では、原則としてAIの学習・開発段階で、許諾なしに著作物の利用を認めている。一方で、「著作権者の利益を不当に害する場合」は認められないとしたが、具体的な例は示されていなかった。 

(ニュース提供元:時事通信社)