石川県は能登半島地震の発生から3週間となった22日、午後2時時点で死者が233人だったと発表した。災害関連死が能登町で前日から1人増えて15人となった。連絡が取れない安否不明者は22人で、前日と変わらなかった。
 県によると、死者の内訳は珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町8人など。安否不明者は輪島市18人、珠洲市4人。
 気象庁によると、余震は緩やかに減少しているが、依然活発に続いており、今後1週間は最大震度5強程度以上の地震に注意が必要という。
 石川県は23日夜遅くから25日ごろに大雪になる所があるとみられ、同庁は積雪による家屋の倒壊にも注意を呼び掛けている。 
〔写真説明〕能登半島地震、安否不明者の捜索現場で土砂を掘り返す重機=19日、石川県珠洲市

(ニュース提供元:時事通信社)