【カイロ時事】イスラム組織ハマス壊滅を掲げパレスチナ自治区ガザで軍事作戦を展開しているイスラエル軍は22日、ガザ南部ハンユニス一帯で攻撃を強化した。ロイター通信がガザ保健当局者の話として伝えたところでは、軍部隊が病院に突入し、医療従事者を拘束した。
 イスラエル軍は、ハマスが医療機関を軍事利用しているとみており、昨年11月にはガザ北部にあるガザ最大規模の病院を攻撃した。南部でも同様の作戦を実施したことで、医療崩壊の状態にあるガザの人道状況が一層悪化する恐れがある。 

(ニュース提供元:時事通信社)