気象庁の下山利浩地震情報企画官は8日の記者会見で、「千葉県東方沖の地震活動は続いており、いつ収まるか分からない」と述べた上で、「過去の同様の活動では震度5弱の地震が起きており、引き続き同程度の揺れに注意してほしい」と呼び掛けた。
 2月26日から活発化した地震活動は、関東の陸側プレートの下に南からフィリピン海プレートが沈み込んでいる境界で発生。この境界面では陸側プレートが南方へゆっくり滑ったり、急に動いて地震を引き起こしたりしている。最大の揺れは震度4で、2月29日から3日連続で1回ずつ観測した。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)