【シリコンバレー時事】米ブルームバーグ通信は17日、米アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に、米グーグルの生成AI(人工知能)の基盤モデル「ジェミニ」を搭載することを同社と協議していると報じた。並行して「チャットGPT」開発元の米オープンAIとも話し合いの場を持ったという。
 米アップルは、グーグルから対価を得て同社の検索サービスをアイフォーンの初期設定に採用。これが反トラスト法(独占禁止法)に反するとして司法省が提訴し、係争中だ。生成AIでの提携が実現すれば、競争当局の監視がさらに強まる恐れがある。 
〔写真説明〕米アップルのロゴマーク

(ニュース提供元:時事通信社)