【台北時事】台湾中央銀行は21日、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.125%引き上げ2.0%とすることを決めた。利上げは1年ぶり。22日付で実施する。ロイター通信によると、市場関係者らは据え置きを予想していた。
 中銀は声明で、最近の物価上昇や4月からの電気料金値上げなどで今後、物価は上がるという人々の期待(インフレ期待)が高まることが予想されると指摘。利上げでインフレ期待を抑制し、物価の安定と経済全体の発展を支援すると説明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)