出入国在留管理庁は26日、2023年に難民認定を申請した外国人が前年比3.7倍増の1万3823人だったと発表した。過去最多だった17年(1万9629人)に次ぐ2番目の多さ。同庁は新型コロナウイルス感染症の水際対策が緩和され、新規入国者数が増加したことが要因と分析している。認定者数は前年比1.5倍増の303人で、過去最多となった。
 申請者の国籍別内訳は、スリランカが3778人(前年502人)で最も多く、トルコ2406人(同445人)、パキスタン1062人(同238人)と続いた。 
〔写真説明〕出入国在留管理庁が入る中央合同庁舎6号館=東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)