【シリコンバレー時事】米アップルが、カリフォルニア州で勤務する従業員700人超を解雇することが4日、判明した。米ブルームバーグ通信によると、電気自動車(EV)の開発断念などに伴い、一部従業員を削減するもよう。他州にも技術者を抱えており、リストラの全体像は明らかになっていないという。
 加州当局の資料によると、アップルは1月に1件121人、3月に8件計614人に解雇を通告した。効力は4~5月に発生する。報道によれば、最も多いのがEV事業拠点で371人。開発を取りやめた腕時計型端末「アップルウオッチ」用のディスプレーに携わっていた人材も対象になったとみられるという。 
〔写真説明〕米アップルのロゴマーク(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)