【パリ時事】フランス治安当局は、今夏のパリ五輪のサッカー会場を標的に「イスラム主義に触発されたテロ」を計画した疑いがあるとして、ロシア南部チェチェン共和国出身の男(18)を逮捕した。仏内務省が31日発表した。パリ五輪・パラリンピックを狙ったテロの阻止は初めて。
 ダルマナン内相によると、男はサッカーの試合が行われる中部サンテティエンヌの会場周辺で、観客を襲撃することを計画した疑い。犯行後は自ら命を絶ち、「殉教」するつもりだったという。 
〔写真説明〕フランス・パリのエッフェル塔(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)