2024/06/14
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)の国防相会合は14日、ブリュッセルで2日目の討議を行い閉幕した。ロシアの侵攻が続くウクライナへの軍事支援を巡り、加盟国間の調整役としてNATOの機能を強化することで合意。加盟国で急増するロシアのサイバー攻撃などへの対策を推進することでも一致した。
加盟国で行われるウクライナ軍への訓練の監督のほか、武器装備品の移転、修繕などの管理をNATOが実施することになる。ロイター通信によると、NATOの役割を強化する一方、ウクライナ支援に向けた米国主導の関係国会議も維持される見通し。
ストルテンベルグ事務総長は閉幕後の記者会見で、NATOが調整機能を高めることによって、ウクライナへの長期支援を「盤石なものにすることができる」と強調した。
〔写真説明〕14日、ブリュッセルで記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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