2026/09/01
防災・危機管理ニュース
【カトマンズ、北京時事】ネパールと中国の国境地帯で土石流災害が発生して2日で1週間。ネパール災害対策当局は1日、同国の死者が987人になったと発表した。中国側の16人と合わせ犠牲者は1000人を超えた。両国で依然計4400人以上の行方が分かっていない。捜索・救助活動は難航が続いており、被害の全容判明には時間がかかりそうだ。
土石流は先月26日朝(日本時間同日昼)に発生。ネパール側では川の下流が広範囲にわたり被害を受けた。中国側でも国境検問所などが流されて激しく損壊。上流の氷河の崩壊が原因とされる。
ネパール側の行方不明者は3916人。遺体発見などに伴い下方修正されたもようだ。日本人観光客5人も含まれている。ネパール観光当局は1日、家族とされる5人の生年月日を新たに公表した。両親はいずれも40代で、子供は10歳と6歳と3歳。
大阪府・市は1日、不明の5人のうち、1人が府立学校の教諭で2人が市立小学校の児童とみられると明らかにした。教諭からネパールへの渡航届が事前に出ており、現在は連絡が取れていないという。
ネパール側では、複数の場所で水力発電所トンネル内に閉じ込められた人の救出作業が続いている。ロイター通信によれば、数百人が内部にいる可能性があり、当局が救助を急いでいる。
中国側では546人が行方不明となっている。国営新華社通信によると1日朝、地元当局による追悼行事が開かれ、捜索活動に従事する当局者らが犠牲者に哀悼の意を示した。
〔写真説明〕8月31日、ネパール中部ラスワ郡で、トンネル内を捜索する軍関係者(AFP時事)
〔写真説明〕ネパール土石流の被害地域=8月31日、中部ヌワコット郡(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方