井林辰憲国土交通相は30日、報道各社のインタビューに応じ、大雨などの自然災害に対し「緊張感を持って対応に当たりたい」と強調した。2027年中に都内で無人タクシーの運行が予定されるなど、実用化の動きが加速する自動運転については「非常に重要」とし、積極的に後押ししていく姿勢を示した。
 ―入閣に際し、高市早苗首相からの指示は。
 まず、喫緊の課題は災害対応だ。相当強く指示された。就任後も台風25号が大きな被害をもたらしており、大規模な自然災害が相次いでいる。災害の形態もかなり多様化しており、引き続き緊張感を持って対応に当たりたい。
 ―自動運転の実用化について。
 交通空白の解消や物流(分野)の担い手不足の解決、安全な自動車社会の実現に向けて非常に重要だ。数年前、米ロサンゼルスで無人タクシーに乗った際、技術者から「(自動運転車両は)同じミスは二度としません」と言われた言葉が非常に心に残っている。もう一つ大事なことは、わが国の自動車メーカーが自動運転技術の実用化をリードすることだ。
 ―金利上昇で住宅ローン負担が増えている。
 住宅ローン減税については、施行状況も踏まえ、さらに深掘りが必要かどうか議論しないといけない。住宅ローン対策は(首相に提出した役職希望の)アンケートでも取り組みたいテーマとしているので、しっかりやりたい。 
〔写真説明〕インタビューに答える井林辰憲国交相=30日午前、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)