三重県内の新名神高速道路で6人が死亡した事故に絡み、広島中央労働基準監督署は7日、事故を起こしたトラック元運転手の被告ら5人に違法な残業をさせたとして、運送会社「HIROKI」(広島市)と男性社長(50)を労働基準法違反容疑で書類送検した。
 送検容疑は昨年12月15日までの1カ月に、水谷水都代被告(55)=自動車運転処罰法違反(過失運転致死)罪で公判中=を含むトラック運転手5人に労使協定を超える時間外労働をさせた疑い。
 事故後に行った監督・指導で判明した。時間外労働は3人が月100時間以上で、最長は130時間に上った。
 事故は3月20日に発生。被告は大型トラックで走行中に約13秒間脇見運転したとされ、渋滞の車列に追突し、子ども3人を含む6人が死亡した。検察側は法定刑の上限となる拘禁刑7年を求刑しており、今月20日に判決が予定されている。 
〔写真説明〕新名神高速道路で6人が死亡した事故で、炎上した大型トラックを調べる捜査員ら=4月3日、三重県菰野町

(ニュース提供元:時事通信社)