【サンパウロ時事】米地質調査所(USGS)によると、中米パナマ南部で9日午後0時55分(日本時間10日午前2時55分)ごろ、マグニチュード(M)7.7の地震があった。余震も断続的に続いており、パナマ政府によると、複数のけが人が出ている。
 震源は、南部トノシの北西39キロ、震源の深さは12.6キロ。震源地付近の中部コクレ県では、ホテルが一部倒壊したほか、家屋や教会が損壊。各地の道路や水道施設などインフラ施設にも被害が出た。
 海運の要衝であるパナマ運河の通航に影響は出ていない。これまでに米国のほか、コスタリカやコロンビアなどの近隣国が、支援を表明している。
 米ハワイ州の太平洋津波警報センターは一時、パナマの一部沿岸のほか、エクアドル、メキシコ、ペルーなどで津波の恐れがあるとしたが、その後、解除した。日本の気象庁は「日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はない」としている。 
〔写真説明〕9日、パナマ市でマグニチュード(M)7.7の地震により損壊した建物(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)