2026/10/16
防災・危機管理ニュース
警察庁は16日、全国警察のサイバー担当課長を集めた会議を東京都内で開いた。楠芳伸長官は企業などへの不正アクセスで個人情報の大量流出が相次いでいることに触れ、「捜査を推進し、実態解明とそれに基づく注意喚起を進めないといけない」と訓示した。
楠長官は「高性能AI(人工知能)が攻撃者に悪用され、サイバー攻撃がより高速かつ大規模に行われるリスクが懸念される。情勢は一層厳しさを増している」と強調。4月にまとめた警察サイバー戦略を軸に、組織の一元化や対処能力の強化などを強力に推進する必要があるとした。
また、今月1日施行の改正警察官職務執行法で任務に追加された「アクセス・無害化措置」にも言及。「効果的に実施し、サイバー攻撃の被害拡大を防ぐためには事業者から攻撃の端緒情報を迅速に得ることが不可欠だ」とし、企業との関係構築や態勢整備を求めた。
〔写真説明〕全国警察のサイバー担当課長を集めた会議で訓示する警察庁の楠芳伸長官=16日午後、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

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