2021/11/01
2021年11月号 進化するリスクマネジメント
東京2020大会のリスクマネジメント
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】11月号

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が閉会して2カ月。招致やエンブレムをめぐる疑惑、コロナ禍による開催延期、組織委員会会長の辞任、開会式演出をめぐる騒動、異例の無観客開催と、波乱の連続のうちにとにもかくにも終了した世界イベントは、私たちの社会に何を残したのでしょうか。
東京都は「オリンピック・レガシー」の一つに、大会を通じて培った感染症対策や危機管理の経験が今後の安全・安心な暮らしに生かされることをあげています。月刊BCPリーダーズ11月号は、大会のリスクマネジメントがどう機能し、そこから何を得たのかを検証。波乱を乗り越えた経験を今後のリスク管理・危機管理に生かしていくための道を探りました。

リスクマネジメントは経営と一体不可分で、活動の根底にはそれぞれの理念、ビジョンがあります。普段は意識にのぼらない事業の理念が、ひとたび危機が発生すると人をまとめる意志の力となり、組織を成長させることは珍しくありません。事例紹介では、危機事象に学んでリスク低減・未然防止の取り組みを進化させ、事業継続力を高めている企業を紹介します。
おすすめ記事
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方