JR東海は10日夜、東海道新幹線に自動運転システムを導入するための走行試験を報道陣に公開した。同社は2028年ごろから、このシステムを順次導入する方針だ。
 自動運転では、運転士は発車ボタンを押すだけで、速度は自動調整され、駅に定時・定位置で停止する。運転士は、従来に比べ運転操作の負担が軽減される。天候などの影響で一時的に速度を落とした場合には、制限速度の範囲内で速度を上げることで定時運行を目指す。災害時などの緊急停止は運転士が行う。 

(ニュース提供元:時事通信社)