東・西日本に降り続いた大雨の影響で2日、東海道新幹線が一時全線で運転を見合わせるなど交通機関は大幅に乱れた。JR東海は3日も同新幹線の東京―名古屋間で始発から運転を見合わせる可能性があるとして、外出計画の変更などを呼び掛けている。
 東海道新幹線は2日夜、名古屋―新大阪間で運転を再開したが、午後7時25分に東京―名古屋間の終日運転取りやめを発表した。山陽新幹線は新大阪―博多間で遅れが発生し、一部列車を運休とした。
 全日空は那覇発着便を中心に国内線77便、日本航空は126便が欠航。計約1万6250人に影響した。全日空は3日も羽田―八丈島間などの7便の運航を中止するという。
 首都圏では、強風の影響でJR京葉線が全線で一時運転を見合わせたほか、在来線の多くに遅れが出るなどした。 

(ニュース提供元:時事通信社)