2023/06/09
防災・危機管理ニュース
梅雨前線が東・西日本の太平洋沿岸に延び、前線上の低気圧が東海から東北東へ進んだため、9日午前は東海や関東を中心に雨が降った。雨雲は正午ごろに関東の南東へほぼ抜けたが、気象庁は雨量が多かった所では引き続き土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。
12時間雨量は静岡県伊豆市の天城山で午前10時20分までに196.5ミリ、神奈川県箱根町で午前10時40分までに131.5ミリを観測した。静岡県御前崎市と下田市、南伊豆町には一時、土砂災害警戒情報が出された。
一方、強い台風3号はフィリピンの東海上にあり、13日朝に小笠原諸島の北方海上を北東へ通過した後、温帯低気圧に変わる見込み。
3号は9日午前9時、フィリピンの東海上を時速10キロで北北西へ進んだ。中心気圧975ヘクトパスカル、最大風速35メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北東側440キロ以内と南西側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)

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