【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は15日、今年の秋から使用する新型コロナウイルスのワクチンについて、現在世界で主流となっているオミクロン株派生型「XBB」に対応した製品の導入を勧告した。FDAでの決定を経て、製薬各社はワクチンの流通を進める方針だ。
 製品はXBBのみに対応した「1価ワクチン」になる見込み。米メディアによると、参加した専門家らは、米国の新規感染者のうち4割を占める「XBB・1・5」に照準を合わせた製品が必要だとの認識をおおむね共有したという。 

(ニュース提供元:時事通信社)