【北京時事】中国北部で記録的な猛暑が続いている。中国メディアによれば、北京市で16日、39度を超えたほか、河北省石家荘市では15日、40度に達した。中央気象台は警報を発令し、屋外の活動を控えるよう呼び掛けている。
 中国紙・北京日報によると、北京市南部の観測所では16日、39.4度を観測。同所の6月中旬の記録はこれまで、2000年の39.1度が最高だったが、記録を更新した。電力需給の逼迫(ひっぱく)も懸念されている。SNSでは「暑くて溶けそう」「なぜ『高温休暇』がないのか」といった投稿がみられた。猛暑は17日も続く見通し。 
〔写真説明〕16日、北京で、タオルを頭に乗せて猛暑をしのぐ男性(AFP時事)
〔写真説明〕16日、猛暑の北京で、日差しを防ごうと帽子やサングラスで顔を覆う女性(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)