厚生労働省の専門部会は16日、新型コロナウイルスの9月以降のワクチン接種について、オミクロン株派生型「XBB」系統に対応した「1価ワクチン」を導入する方針を了承した。開発企業が申請し、承認されることが条件。
 国内ではXBB系統が流行の主流となっており、国立感染症研究所などはオミクロン株の派生型「XBB・1・16」について、25日までに全体の49%に達すると推定している。部会では「XBBのワクチンが入手可能であれば、希望する国民へ接種することが適切」などとの意見が出た。 

(ニュース提供元:時事通信社)