【ワシントン時事】米財務省は27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルや創設者プリゴジン氏の資金調達に関与したなどとして、アフリカ拠点の採掘企業などを含む4団体・1個人を制裁対象に指定したと発表した。米国内での資金が凍結される。
 制裁対象に指定されたのは、中央アフリカやアラブ首長国連邦(UAE)、ロシアに拠点を置く採掘企業などのほか、マリで活動していたロシア国籍のワグネル幹部アンドレイ・イワノフ氏。金の採掘や取引を通じ、ワグネルの資金調達に協力し、アフリカやウクライナでの活動に加担していたとされる。 

(ニュース提供元:時事通信社)