梅雨前線や低気圧の影響で、日本列島は30日午前、九州を中心に大雨が降った所があった。前線は7月1日にかけて本州付近を南下する見込み。気象庁は九州では1日午前にかけて、発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生する可能性があるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫への厳重な警戒を呼び掛けた。
 熊本県湯前町では30日午前8時20分ごろまでの1時間に58.5ミリの非常に激しい雨を観測。午前11時までの12時間雨量は248.0ミリに達した。
 7月1日正午までの24時間予想雨量は多い所で、九州で300ミリ、四国と近畿250ミリ、北陸と東海180ミリ、中国と関東甲信150ミリ、東北120ミリ。
 その後、2日正午までの同雨量は九州南部100~150ミリ、九州北部と近畿、北陸、東海、関東甲信、東北50~100ミリの見込み。 

(ニュース提供元:時事通信社)