【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は6日、日本のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と、重要鉱物の安定供給に向けた協力強化を目指す覚書を締結したと発表した。サプライチェーン(供給網)に絡むリスク管理やリサイクルなどの分野で情報共有を進める。
 EUは、電気自動車(EV)やハイテク機器に欠かせない重要鉱物の調達で、中国への過度な依存からの脱却を目指している。欧州委は3月、レアアース(希土類)など重要鉱物資源に関し、域内生産を増やすための措置を盛り込んだ法案を発表した。 

(ニュース提供元:時事通信社)