総務省消防庁は11日、全国で3~9日の1週間に熱中症で救急搬送された人が3964人(速報値)に上ったと発表した。うち死者は2人だった。今年の統計を開始した5月1日以来、1週間の搬送者数としては最多。前週(6月26日~7月2日)の3227人から737人増えた。
 搬送された人のうち、65歳以上の高齢者が2324人で全体の58.6%を占めた。熱中症の発生場所は、自宅の敷地内などの「住居」が1651人と最も多かった。 

(ニュース提供元:時事通信社)