北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、総務省消防庁は12日、同日午前11時から予定していた全国瞬時警報システム(Jアラート)の試験中止を決め、各自治体に伝達した。
 Jアラートに不具合がないかなどを確認する試験で、当初は6月に実施する予定だったが、北朝鮮情勢を踏まえ延期していた。
 Jアラートは、ミサイルが日本の領土、領海、領空に落下または上空を通過する可能性がある場合に発令される。今回は日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下するとみられたため、発令されなかった。 

(ニュース提供元:時事通信社)