宮崎県は12日、知的障害者向けの療育手帳の情報とマイナンバーが誤ってひも付けされていたケースが2336件確認されたと発表した。個人情報の流出は確認されていないという。
 県によると、県内で療育手帳の交付を受けている人は3月末時点で1万2530人。マイナンバーとのひも付け作業は担当課の職員1人が行っていた。
 障害者手帳の情報を巡っては、静岡県で先月、マイナンバーとの誤ったひも付けが62件あったことが判明。これを受け厚生労働省が全国の自治体に身体障害者、療育、精神障害者保健福祉の各手帳のひも付け方法の確認を要請していた。 

(ニュース提供元:時事通信社)