気象庁は17日、暖かく湿った空気が流れ込んで梅雨前線の活動が活発になり、東北では18~20日にかけて再び大雨となる所があると発表した。既に大雨が降った秋田県などでは地盤が緩み、少ない雨量でも土砂災害につながる恐れがある。同庁は低地の浸水や河川の氾濫と合わせ、警戒を呼び掛けた。
 秋田市の仁別観測点では降り始めの14日から17日午後4時までの雨量が434.0ミリと記録的な大雨になっている。
 18日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北の日本海側80ミリ、太平洋側50ミリ。その後、19日午後6時までの同雨量は日本海側50~100ミリ、太平洋側約50ミリ。
 さらに20日午後6時までの同雨量は日本海側50~100ミリ、太平洋側約50ミリと見込まれる。 

(ニュース提供元:時事通信社)