台風5号は23日午後、フィリピンの東海上をほぼ西へ進んだ。今後発達しながら北上し、26日午後に非常に強い勢力でフィリピンと台湾の間の海峡へ進んだ後、27日に台湾南部沿岸付近を経て、中国大陸に上陸する見込み。気象庁は沖縄の海上では26日から大しけとなり、先島諸島では26~27日に暴風や大雨、猛烈なしけの恐れがあるとして、警戒するよう呼び掛けている。
 5号は23日午後6時、フィリピンの東海上を時速10キロで西北西へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)