日本列島は28日も太平洋高気圧に覆われ、大半の地域で晴れて気温が上がった。気象庁によると、群馬県伊勢崎市で39.4度、兵庫県西脇市で39.0度、福島県伊達市で38.9度、大阪府豊中市で38.8度、京都市と広島県府中市で38.7度を観測した。
 午後5時までに30度以上の真夏日になった所は、今年最多の835地点で、全国観測点の9割を占めた。このうち35度以上の猛暑日になった所は233地点だった。
 29日の熱中症警戒アラートは北海道十勝地方のほか、宮城から鹿児島までの大半の府県に出された。同庁は沖縄・奄美地方を除き、ほぼ全国的に8月4日ごろまで高温状態が続いて猛暑日になる所があると発表。熱中症を防ぎ、健康管理に注意するよう呼び掛けている。
 28日の主要都市の最高気温は、仙台34.4度、東京都心(千代田区)36.2度、名古屋と大阪37.4度、福岡34.2度だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)