台風6号の接近に伴い、鉄道や空の便では9日も運休や欠航が相次いだ。10日もJR西日本が一部区間で「計画運休」を実施するほか、航空便の欠航も決まっており、西日本を中心に交通機関への影響が続く見込み。
 JR西日本は9日午後10時半以降、広島から博多方面に向かう山陽新幹線の運転取りやめを決定。10日は台風通過後の設備点検のため、始発から午前8時ごろにかけ広島―小倉間で計画運休を実施し、小倉―博多間は運転本数を減らす。
 JR九州の九州新幹線は9日、熊本―鹿児島中央間で終日運休し、10日は本数を減らして運転する。西九州新幹線は9日午前9時台の上下線を最後に運休しており、10日昼ごろから本数を減らして運転を再開する予定という。
 空の便では、全日空と日本航空が9日午後7時時点で計403便の欠航を発表。10日も宮崎や鹿児島、福岡などを出発する計75便の欠航が決まっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)