台風7号は9日夕、小笠原諸島近海をほぼ西へ進んだ。10日から12日にかけて同諸島に接近するとみられ、気象庁は暴風や高波に警戒し、大雨に注意するよう呼び掛けた。7号は14日には強い勢力で関東か東海、紀伊半島に北上する恐れがある。
 7号は9日午後6時、小笠原諸島近海を時速15キロで西北西へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートル。北東側560キロ以内と南西側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)