台風7号は10日午前、小笠原諸島・父島の南東海上を西へ進んだ。12日にかけて同諸島に接近する見通しで、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒するよう呼び掛けた。7号はその後北上し、15日に強い勢力で東海か関東、紀伊半島に接近し、上陸する恐れがある。
 7号は10日午前9時、父島の南東約280キロの海上を時速15キロで西へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北東側560キロ以内と南西側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)