気象庁の杉本悟史予報課長は15日夕の記者会見で、大雨特別警報を出した鳥取県など日本海側では激しい雨が数時間続いたとして、「直ちに身の安全を確保しなければならない」と話した。河川の氾濫や土砂災害への注意が必要という。
 杉本課長は特別警報の発令された地域は「非常に激しい雨が4時間程度降り続いている」と分析。「避難するのが危険であれば、屋内で最も安全な場所に移動してほしい」と呼び掛けた。
 16日朝にかけては、東北や近畿、中国地方などで警報級の大雨になる可能性があると指摘。「特別警報が発表されてから避難すると手遅れになる。発表を待たずに身の安全を確保してほしい」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)