セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店そごう・西武の売却を最終決定するため、25日にも臨時の取締役会を開催することが23日、分かった。米投資ファンドに2000億円超で9月1日に譲渡する計画について協議する。ただ、そごう・西武の労働組合は雇用縮小を警戒して売却に反発しており、譲渡が決まれば週明けにもストライキを実施する見通し。出店している複数の海外高級ブランドが撤退の意向を示しているといい、百貨店としての事業継続も懸念される状況だ。 

(ニュース提供元:時事通信社)