2023/08/29
防災・危機管理ニュース
災害などに伴う停電時に役立つ携帯発電機について、屋内など換気が不十分な環境で使い、一酸化炭素(CO)中毒になる事故が相次いでいるとして、消費者庁と製品評価技術基盤機構(NITE)などが29日、注意喚起した。同庁の担当者は「屋内で使用は絶対にやめて」と訴える。
消費者庁などによると、ガソリンなどを燃料とする発電機は排ガスにCOを含む。COは無色透明で臭いがなく、気付かないうちに中毒になる恐れがある。
震度7を観測した2018年9月の北海道胆振東部地震では、停電のため部屋で発電機を使用していた50代の男性が、CO中毒で亡くなった。部屋は密閉状態で、換気は不十分だったという。
〔写真説明〕部屋の入り口で携帯発電機を使用し、一酸化炭素(CO)中毒になった事故のイメージ(製品評価技術基盤機構提供)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 一酸化炭素中毒
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方