【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は11日、今月以降に使用する新型コロナウイルスのワクチンについて、オミクロン株から派生した変異ウイルス「XBB」系統に対応したファイザーとモデルナの製品を承認したと発表した。ロイター通信によると、早ければ今週中に接種が始まる見通し。
 承認されたのは、XBBのみに対応した「1価ワクチン」で、接種対象は12歳以上。緊急時には生後6カ月から11歳の子どもへの投与も認める。米国などで急拡大するオミクロン株の派生型「EG.5」への有効性も確認されたという。 

(ニュース提供元:時事通信社)