【北京時事】中国国家発展改革委員会の叢亮・副主任は14日の記者会見で、台湾統一に向け「(経済的な)利益を活用する」と表明した。対岸の福建省で、台湾企業が事業しやすい環境を整備し、台湾出身者の就業や就学を支援する。来年1月の台湾総統選をにらみ、経済や社会の一体化を進め、台湾で中国に融和的な世論の形成を図っていく戦略とみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)