新型コロナウイルスワクチンの秋接種が20日、始まった。初回接種を終えた生後6カ月以上の全ての人が対象で、オミクロン株派生型「XBB.1.5」に対応したワクチンが主に使用される。期間は来年3月末までで、公費負担のため費用は無料。
 XBB対応ワクチンは米ファイザー製と米モデルナ製で、それぞれ生後6カ月以上と6歳以上が対象。前回接種から3カ月以上の間隔を空け、1回接種する。12歳以上は米ノババックス製の「組み換えたんぱくワクチン」を打つこともできる。
 これまで一度もワクチンを打ったことがない生後6カ月以上の人も同日以降、秋接種とは異なる枠組みで接種を受けることができる。 
〔写真説明〕秋の新型コロナウイルスワクチン接種を受ける女性(左)=20日午前、東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)