政府は13日、首相官邸で「食料安定供給・農林水産業基盤強化本部」の会合を開き、農林水産物・食品の輸出促進や食料安全保障の強化を柱とする緊急対応パッケージを取りまとめた。月内に策定する経済対策に反映させ、具体化を図る方針。昨年12月に策定した「食料安全保障強化政策大綱」についても、年末までに改正する。
 岸田文雄首相は会合で、「昨今の農林水産業を取り巻く情勢変化に対応し、わが国における食料安定供給に向けて生産基盤を強化していく必要がある」と強調した。 
〔写真説明〕食料安定供給・農林水産業基盤強化本部で発言する岸田文雄首相(右端)=13日午前、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)