イスラエル外務省は13日に声明を出し、中国政府の中東問題特使とイスラエル側当局者の電話で、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃を中国が非難しなかったことについて、「深い失望」を伝えたと明らかにした。ロイター通信が報じた。
 イスラエル当局者は、中国側の発表や声明で、「テロ組織ハマスが行った罪のない人々の恐ろしい大虐殺や拉致」に対する非難がなかったと指摘した。
 中国は7日の攻撃発生後も、「イスラエルとパレスチナは共通の友人だ」(外務省報道官)と強調し、いずれか一方への肩入れを避けている。 

(ニュース提供元:時事通信社)