金融庁は19日、サイバー攻撃への金融機関の対応能力向上を図るため、サイバーセキュリティー演習を開始した。2016年度から毎年実施しており、今回は過去最多の165金融機関が参加。6日間にわたり、金融庁が準備したサイバー攻撃のシナリオに沿って初動対応や復旧対応などを確認する。
 近年、攻撃が高度化・複雑化していることを踏まえ、演習の難易度を高めた。自社の業務システムだけでなく、業界で共同利用するシステムが停止したとの想定の演習も行う。 

(ニュース提供元:時事通信社)